WordPress(ワードプレス)でブログを始めたいと思って調べてみたものの「手順が多すぎて意味がわからない」「専門用語が多くて挫折しそう」と感じていませんか。
実際、WordPressブログの作り方を解説している記事はたくさんありますが、初心者にとっては「結局なにを順番にやればいいのか」が見えにくいことも多いです。
ネット上ではよく「初心者でも簡単にできる」なんて魅力的な言葉が並んでいますが、正直に言うと、知識ゼロの状態から立ち上げるのはそれなりに大変です。
この記事では、WordPressブログの作り方・始め方を、初心者目線で全体像をできるだけ噛み砕いて解説していきます。
あえて「簡単だよ」と甘い言葉だけを並べるのではなく、リアルな難易度や注意点もお伝えしていくので、Wordpress でのブログ作成を考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
WordPressブログが人気の理由
WordPress(ワードプレス)でつくるブログは、検索エンジンで上位表示されやすい(SEOに強い)といった強力なメリットがあります。
そのため、集客用のブログをつくりたい方に圧倒的な支持を得ており、集客ブログの選択肢としては、ほぼ一択ともいえる状況になっています。
ブログ集客に最適!WordPressを使う5つのメリット / HPビズ
WordPressブログの作り方・始め方
まずはWordpress(ワードプレス)でブログをつくる主なステップを確認しましょう。初心者の方がつくる場合、ざっくり以下のようなステップで作成してくことになります。
- テーマを選ぶ
- ドメインを取得する
- サーバーを借りる
- DNSを設定をする
- ドメインをSSL対応にする
- データベースをつくる
- FTPソフトをインストール・設定する
- WordPressをインストールする
- テーマを設定する
- プラグインをインストールする
- パーマリンクを設定する
- メディアの設定をする
- セキュリティ対策をする
- デザインを整える
1. テーマを選ぶ
WordPress でのブログ作成は、テーマ選びから始まります。(Wordpressではいわゆるテンプレートのことをテーマと読んでいます)
WordPress のテーマには無料のものと有料のものがあるので、つくりたいブログの機能やレイアウトにあわせて、まずはテーマを選びましょう。
初心者の方はカスタムしやすい、できるだけシンプルなテーマを選ぶことをオススメします。
WordPress ブログ テーマ│無料&有料│ワードプレス 初心者向け / HPビズ
2. ドメインを取得する
使いたいテーマが決まったら、次はドメインを取得していきましょう。ドメインとは、簡単にいうと URL(example.com)のことです。
ドメインは好きな文字列でいいのですが、できるだけブログのテーマにあわせたドメイン名を取得したほうがブランディングにもなって、わかりやすいので意識してみてくささい。
3. サーバーを借りる
ドメインを取得したら次はサーバーです。サーバーとは、簡単にいうとデータを入れておく場所(入れもの)のことです。
私たちがふだん閲覧しているブログやホームページは、サーバーからPC・スマホにデータが配信されることで、閲覧できる仕組みになっています。
自動バックアップ付きのサーバーを選ぶ
せっかく書いた記事が消えたら大損害なので、Wordpress を使うときは、自動バックアップサービスが付いているサーバー(プラン)を選びましょう。
多少、値上がりしますが、こんなところでケチってはいけません。
自動バックアップサービスは、サーバー会社(プラン)によって、標準で付いているところもあるし、オプションになっている場合もあるので、よくチェックしてみてくださいね。
4. DNSを設定をする
ドメインを取得してサーバーを借りたら、次はDNS(ドメイン・ネーム・システム)を設定しましょう。DNSを設定するというのは、ドメインとサーバーを関連づける作業になります。
ブログ・ホームページなどのWebサイトは、ドメインとサーバーを関連づけることで、初めて閲覧できる状態になります。
DNS設定の作業は、取得したドメインの管理画面と、レンタルしたサーバーの管理画面で設定していくことになります。
ドメイン会社・レンタルサーバー会社それぞれに、マニュアルが用意されているので、利用しているサービスの設定マニュアルを参考にしてみてくださいね。
5. ドメインをSSL対応にする
DNS設定が済んだら次は、ドメイン(URL)をSSL対応にしていきます。SSLとは、通信を暗号化するための技術で、セキュリティ対策のひとつです。
SSLについて難しく考える必要はありません。SSL対応しておけば安全に使うことができるようになると思って貰えればそれで大丈夫です。
SSLへの対応は、サーバーの管理画面から設定できます。これもマニュアルが用意されているので、確認して進めてみてくださいね。
6. データベースをつくる
次はデータベース(MySQL)をつくります。データベースとは、簡単にいうと特別なデータを入れる場所(入れもの)のことです。
データベースは、サーバー会社の管理画面からつくることができるので、利用しているレンタルサーバー会社のマニュアル・データベースの作り方を参考に設定してみてくださいね。
サーバーとデータベースってなにが違うの?
サーバーとデータベースって、違いがよくわかりにくいですが、例えていうなら、サーバーはカバン。データベースがポーチとか財布みたいなもんです。
サーバーの中にある、特別なデータを入れるための場所(入れもの)がデータベースと考えるとわかりやすいかなと思います。
レンタルサーバー会社によっては、データベースだけ別の高性能な専用サーバーに置いていたりもしますが、その場合でも基本的には使い勝手は同じです。
7. FTPソフトをインストール・設定する
次はFTP(FTPS)ソフトをパソコンへインストールしましょう。FTP(FTPS)ソフトとは、サーバーにファイルをアップロード(保存)するために利用するアプリケーションです。
インストールした後は、レンタルしたサーバーの接続情報を設定して、ファイルをアップロードできる環境をつくりましょう。
8. WordPressをインストールする
ようやくといった感じですが、ここからは WordPress をインストールして、環境を整えていく作業に入っていきます。ここまでの準備をすませていたら、インストール自体作業はそんなに難しくないはずです。
インストールの細かな手順は以下のとおりです。
- WordPress 本体をダウンロードして解凍する
- ファイルをFTPでサーバーにアップロードする
- ローカルファイル wp-config-sample.php を wp-config.php にリネームする
- wp-config.php をエディタで開いて、データベース情報・認証キーを書き換える
- wp-config.phpをアップロードする
- ドメインにアクセスしてインストールを完了させる
9. テーマを設定する
WordPress(ワードプレス)のインストールができたら、一応はブログの状態(デフォルトのテーマが適用された状態)になるので、次は最初に選んだテーマを適用させましょう。
10. プラグインをインストールする
テーマを適用したら、次はプラグインのインストールです。プラグインはさまざまな機能のものがあるので、必要にあわせてインストール・設定しましょう。
なお、はじめからインストールされてある「WP Multibyte Patch」というプラグインは、日本語を適切に表示するためのものですので、必ず有効化しておきましょう。
11. パーマリンクを設定する
次はパーマリンクの設定です。パーマリンクを設定するというのは、記事のURL構造を設定するということです。
パーマリンク(URL構造)はSEOにも影響する重要な部分です。
記事を書いた後にパーマリンクを変更するとなるとマイナスの影響が大きいので、必ず最初にしっかりと理解して設定しておきましょう。
12. メディアの設定をする
次はメディア(画像サイズ)の設定です。これも後から変更するとなると、いろいろ大変なので、最初にしっかりと理解して設定しておきましょう。
個人的には、小さな画像を入れることはほとんどないので、画像サイズは記事の横幅にあわせた1種類だけでいいかなと思います(小さな画像を使うときは、縮小してからアップロードすればいいですので)。
画像サイズの設定は、数値を「0」に設定することで、いろんな設定ができるので、正しく理解して試してみてくださいね。
13. セキュリティ対策をする
次はセキュリティ対策です。ここまで進めるのにだいぶお疲れだとは思いますが、Wordpress(ワードプレス)は人気のシステムであるが故に、世界で最も狙われるシステムです。必ずセキュリティ対策しておきましょう。
WordPress セキュリティ対策 7選│初心者・中級者向け / HPビズ
14. デザインを整える
いよいよ最後。ここまでやってやっとデザインを整える段階です。といっても必須ではないのですが、やっぱりオジジナルのブログにしたいですよね。
基本的に WordPress のテーマはカスタマイズを前提としてつくられているため、テーマを適用しただけでは、簡素なデザインになります。
そのため、初心者の方がテーマを選ぶ際は、カスタマイズのしやすさなども考慮して、選んでみてくださいね。
WordPressブログ作成 初心者でもできる?難しい?
結論からいうと、初心者(Webに詳しくない人)でも WordPress(ワードプレス)でブログをつくることはできます。でも、そんなに簡単ではありません。
難しいと感じる人の割合のほうが、多いんじゃないかなと思います。
というのも、WordPress の場合、アカウントを取得すれば利用できるというモノではないので、とにかく自分でやらなければならないことが多いです。
そのため初心者が自分でやろうとするならば、苦戦することも前提に考えてから始めることをオススメします(気軽にはじめると高確率で挫折しがちですので)。
ネットには「 WordPress は初心者でもできる」という情報も多いですが、実際のところは、Webの知識・技術がないとハードルが高い部分がたくさんあります。
多くの場合「生存者バイアス」で語られていることが多いので気をつけましょう。
つまり、成功した人(初心者でも簡単と発信している人)のその影に、たくさんの挫折した人(無口な人)がいると考えておくべきです。
初心者がWordpressで苦戦・挫折する理由
では「実際にはどんなハードルでつまづきやすのか?」その理由をお伝えしていきたいと思います。ブログ作成を始める前に、ぜひ確認しておいてくださいね。
理由1. ブログを書ける状態にするまでの道のりが長い
無料ブログの場合、アカウントを取得して、ちょこっと設定をするだけでブログを書ける状態まで簡単にできます。
しかし、Wordpress(ワードプレス)の場合は、先にお伝えしたとおり、たくさんのステップを踏まないといけません。
それなりの時間が必要になるので、本業の仕事をしながら、きちんと進めていくことができる人は限られるのです。
理由2. Web用語の意味がわからない
ここまでにも、わからない用語があったかもしれませんが、Wordpress でブログをつくるとなると、いろんな専門用語が大雨のように降り注いできます。
サーバー、ドメイン、DNS、ネームサーバー、インストール、データベース、アカウント、テーマ、パーマリンク、スラッグ、アイキャッチ、プラグイン、暗号化、https ……。
こんな感じで容赦ありません。Webの知識がない初心者の方は、わからない言葉が出てくるたびに調べながら理解しないといけないので、それだけで結構な苦行になりがちです。
理由3. デザインをキレイに整えられない
初心者の方が最も挫折しやすのがデザインを整える工程です。実際、デザインを整えることが上手くできずに嫌になる人(モチベーションが下がる人)がたくさんいます。
WordPressには、有料・無料のテーマがたくさんあるので、それを適用することで、ひとまずのレイアウトを整えることはできます。
しかしそこから先、カスタムしてオリジナリティのあるデザインにしようとすると、ホームページをつくるのと変わらない専門的な技術(画像編集、HTML、CSSなど)が必要となるため、一気に難易度が上がります。
がんばってテーマの適用まではできても、画像編集の技術がなかったり、CSS が理解できなかったり、操作方法がわからなかったりで、思うようにデザインを整えられず、モチベーションが下がり、そのまま挫折する人がとても多いでのす。
テーマのサンプル見本は、プロがキレイに見えるように制作してるからですね。それと自作したものを比べると「なんか思ってたのと違う」となってしまうのです…。
また、テーマが多機能につくられているが故に、設定が複雑で難解になっているのも挫折の理由になっています(多機能とわかりやすさはトレードオフですからね)。
まとめ
WordPress(ワードプレス)でのブログ作成は、Webの知識・技術がない初心者には、実はそんなに簡単ではありません。実際、挑戦してみたものの挫折する人が結構います。
とはいえ、がんばればできないものでもありません。お伝えした作り方・始め方の手順を追っていくと、初心者の方でも作成できるはずです。
初心者の方にとっては「簡単ではないけど、がんばればできる」といった感じなので、Wordpress ブログ作成に挑戦する際は、苦戦する前提で考えて取り組むスタンスがいいかなと思います。
なお、テーマをカスタムして、きれいにデザインを整えるのは、ホームページをつくれるくらいの技術(HTML・CSS・画像編集など)が必要になると考えておきましょう。






